指先から、とけていく

さとっていない世代の日記

後悔

は尽きない。人より長く学生生活を送る機会をもらったが、ついぞ、昔考えていたように漢字検定の勉強を通して文字の呪力を味わったり、スケッチを学んで線によって影と光を表現する楽しさを学ぶこともなく学生生活を終えそうだ。昨日からハムレットを読み始めたが、その含蓄に富んだ言葉、それから訳者の広い日本語表現には頭を垂れる思いになった。もっと本を読むべきだったのだと思う。

 

ほんの100年前に生まれた訳者だったが、日本人はこんなにも日本語を失ったのかと、自分が使える日本語の乏しさにも暗澹たる気持ちになる。言葉を失えば、それだけ考える幅も狭くなる。そのうちまとめるが、『メンドくさい』は若い世代を蝕む病気の1つだと思っていて、そこには面倒で複雑な言葉を使わなくなったことも十分に関係していると思う。

 

インターネットを手にして広がったように見える世界だけれど、自分は自分が知っている世界だけに閉じこもってきたのだなぁと思う。自らグーグルの検索に打ち込む言葉を知らなければ知っていることは増えやしないのだ。